もとじろうの雑記

外資系企業→ベンチャーなキャリアのもとじろうが、働いたり、本を読んだりして思いついたことを書くブログです。

教育担当に向いている人について

今日、とても気の合う同僚とつらつらと話していたことについて。

なお、教育担当者とは、講師とかじゃなくて、人の成長に責任持つ人のこと。

 

トップパフォーマーじゃなくても教育に向いている人っているよねっと言っていたので、一理あるけど、結局トップパフォーマーかそれに準する人の方がいいと思っていると回答。

 

何故かというと、教育者に必要なのは、「人の成長を待てること」だと思っているからである。

これはとても好きな本である内田樹先生の本に影響を受けている。

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教育って、対策してもすぐに結果でないわけで。スキルに関するものだと3~6ヶ月、コンピテンシーに関するものだと1~3年(場合によってはもっと)かかる。

そうなったときに、その担当者が焦らずに待てるのか、そして、教育を受けている人にすぐに結果は出ないから待てと言って説得力が持てるのか。

これはとても重要だと思っている。

 

だから、パフォーマンスを出せるようになるには時間がかかるし、それを説得力と迫力を持って言える人が教育担当者であるべきだと今は考えている。

 

人を成長させてあげたいとか、

人のことが好きでとか、

自分がこうされたかったからとか、

 

そういった理由で教育担当をやりたいと思っている方と会うけど、そもそも教育担当者って何を責務とする人なのか、責務に対する時間軸はどうなっているのかが明確になってないんだと感じる。

まだまだ考えはまとまらないが、今考えていること。

 

今日も、正しく生きよう。