もとじろうの雑記

外資系企業→ベンチャーなキャリアのもとじろうが、働いたり、本を読んだりして思いついたことを書くブログです。

2017年にやりたいこと

今週のお題「2017年にやりたいこと」

 

せっかくブログをはじめたので、お題をやってみようと。「やりたいこと」という表現が柔らかくて素敵だと感じた。

余談だが、習慣化のためにはハードルを低くするのがコツと、某研修会社の尊敬する講師が言っていた。こんなものを見つけたので記しておこう。

【習慣恐怖】行動の40%を占め、人格を支配する。変える技術を!|今日のおすすめ|講談社BOOK倶楽部

 

≪考えるにあたっての基軸≫

深く考えすぎても疲れそうなので、大好きなリクルートの人材育成サイクルで使われているWILL、CAN、MUSTを使ってみようと。

従業員を育む仕組み | リクルートホールディングス - Recruit Holdings

 

そのままだと、個人生活のゆるさにあてはまりにくいので再定義。

 ・WILL: 成し遂げたいこと(目的・目標)

 ・CAN: 出来るようになりたいこと(スキル)

 ・MUST: 日々で改善したいこと(良い習慣)

 

仕事・プライベート軸でマトリックスを作りたくなるところだけど、作るのが目的化してしまいそうなので我慢。 

 

≪WILL≫

海外に2か国以上、国内旅行に2回以上行く

色々な動きから、グローバル化からローカル化、そしてブロック経済へという流れは明白である。現地に行って、そこにいる人・経済・食・地理などを、自分で体感したい。

 

収入源を複数からもらえる状態にする

働き方改革とか、フリーランスの時代とか言われていて、副業の話がかなり盛り上がっている。会社では、バックオフィスを担当しており、かなり喫緊で取り組まなければいけない問題なので、まずは自分が実践してみる。初年なので、1~2割ぐらいを副収入にすることを目標に。

 

≪CAN≫

簿記1級取得

あまり意味はないだが、部下が取るそうなので張り合ってみようかと。超大企業のグループ会社に2年ほど前にジョインしたので、連結会計の勉強にもなるかなぁと。

 

資産運用の勉強

自分は30代、両親は60代、祖母は90代と、いつ何が起きてもな家族構成。いろいろ考えて、資産運用は結局必須なんだなぁという結論に至ったので、勉強して何かしら始めてみようと。やったらやったでわかることもあるはず。

 

≪MUST≫

3日に1回はブログを書いて、ライフログを残す

これまで全力で脇目も振らず生きてきたが、ある意味漫然と生きてしまっていたような気がするので、ちゃんと仕事以外も振り返る。

 

規則正しい生活・適度な運動・正しい食事

ここ2年ぐらい、体の改善に結構時間とお金を使っている。パーソナルジム、整体、リンパマッサージ、エステなどなど。思ったのは、生物として美しいこと(過度に審美的でない)は正義。それを実現するのがこの3つだなぁと。書くと長くなるので省略。

 

見られ方を気にする

とにかくアウトプットをという性格だったが、この1年で交友関係が広がったし、会社では上の立場なので。30過ぎているが、これまで気にできていなかったことが恥ずかしい。

 

3ヶ月とか、半年後に見直すのが楽しみである。

心が動いたら手を動かす

年末年始にFacebookを見ていて、「自立とは依存先を増やすこと」という言葉を見つけて目から鱗だった。

 

後日、Googleで検索してみると、昨年6月にツイッターで盛り上がったとのこと、その出所が内山節氏の著書だということが分かった。

半市場経済 成長だけでない「共創社会」の時代 (角川新書) | 内山 節 |本 | 通販 | Amazon

 

で、今半市場経済にドはまりしている。

3連休の半分は本書を読むことと、物思いにふけることに使われそうだ。

 

何をメモ書きしておきたいかというと、

 良い言葉を見つけたらその背景・周辺を調べることでより良いものと出会えること、

 心が動いたら、消えないうちにすぐに手を動かすこと、

これは大事である。

 

モーメントをより大きくできるのは、自分だ。

地方創生の話

1年半ぐらい前まで、地方活性化の任意団体で活動をしてた。非連続・突破型のイベントを東京や海外でやっており、多くの若手社会人と学生に参加をしてもらっていた。

物産やお祭りを実施し、地域を離れたからこそ分かる良さを発信する。いい感じに見え、また、役所の人からもそこそこ評価されていた。

しかし、何となく気乗りがしなくなって活動はやめてしまったし、団体自体も収束の方向である。

忙しさだけではない何かがあったわけだが、明確に言葉にできていなかった。

 

先日、その団体で3年前まで一緒に活動していた友人と話す機会があった。

東京で働いていた彼だが、今は地元に戻って採用のコンサルティングをやっており、その延長でラーメン屋の店長を1年限定でやっている(経緯は長くなるので割愛)。

東京で同団体で活動していた視点と、地元での視点を持った彼は、前述の答えを持っていた。

答えとは、「あいつら勝手に楽しそうに東京でやってるな」と見られており、建設的なつながりがほぼもてていなかったこと。ある種の羨ましさの感情と、埋められない距離感が作られていた、ということだろう。

 

良く考えれば分かることだった。ビジネスでやっているときには常に意識している、立体的に物を見ることが出来ていなかった。

東京に来ていることがある種のプライドを作り、「東京でも地方のことを思ってこんなに頑張っている」感があったことを認めざるを得ず、大きな反省をした。

 

中央や自治体主導でやっている地方創生はどうだろうか。

ニュースからの情報だけからだと、同じようなスタンスなのではないかと不安に思うことが多々ある。

これも、今後考えていきたい項目である。

※前回に引き続き、今後やっていきたいことメモになりなんだか恐縮である。

 

最後に思ったのは、友人と長く付き合い年に1回ぐらい会って意見交換することはとても楽しい。時間の経過で見えてくるものが沢山あるのである。

最近、ようやく歳を取るのが楽しくなってきた。

 

明日もまた、正しく生きる。

管理職と生産性について

管理職とは何をする人なのか、ということへの一つの答えについて。まだまとまってないので、今後色々付け足していく備忘録的なエントリ。

 

きっかけは、伊賀泰代さんの著書である生産性を読んだことである。

生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの | 伊賀 泰代 |本 | 通販 | Amazon

 

【ざくっとした組織ライン】

経営者: 目標と戦略の提示

 ↓

管理職: 戦術立案とマネジメント

 ↓

スタッフ: 戦術遂行と最前線の情報収集

 

上記下線のマネジメントのところ。人材育成とか、チーム運営とか、色々やらなければいけないことはあるのですが、結果として何を求めるのか。

今のところ、私の回答は「生産性の向上」である。

方法論の議論については、色々あるのだが、結果について考えることがあまりできておらず、また、言及している本も少ないように思う。

現在の組織でどのように実践するのかの検討を行い、今後具体的に書いていきたい。

 

日々正しく生きる。

教育担当に向いている人について

今日、とても気の合う同僚とつらつらと話していたことについて。

なお、教育担当者とは、講師とかじゃなくて、人の成長に責任持つ人のこと。

 

トップパフォーマーじゃなくても教育に向いている人っているよねっと言っていたので、一理あるけど、結局トップパフォーマーかそれに準する人の方がいいと思っていると回答。

 

何故かというと、教育者に必要なのは、「人の成長を待てること」だと思っているからである。

これはとても好きな本である内田樹先生の本に影響を受けている。

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教育って、対策してもすぐに結果でないわけで。スキルに関するものだと3~6ヶ月、コンピテンシーに関するものだと1~3年(場合によってはもっと)かかる。

そうなったときに、その担当者が焦らずに待てるのか、そして、教育を受けている人にすぐに結果は出ないから待てと言って説得力が持てるのか。

これはとても重要だと思っている。

 

だから、パフォーマンスを出せるようになるには時間がかかるし、それを説得力と迫力を持って言える人が教育担当者であるべきだと今は考えている。

 

人を成長させてあげたいとか、

人のことが好きでとか、

自分がこうされたかったからとか、

 

そういった理由で教育担当をやりたいと思っている方と会うけど、そもそも教育担当者って何を責務とする人なのか、責務に対する時間軸はどうなっているのかが明確になってないんだと感じる。

まだまだ考えはまとまらないが、今考えていること。

 

今日も、正しく生きよう。